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計画立案から取引完了後の組織マネジメントまで一気通貫で伴走するサポートを。

できるだけ長く企業と寄り添う仕事がしたい。

IGPIに転職する前は、外資系投資銀行でフィナンシャル・アドバイザーとしてM&Aや資金調達などのプロジェクトに携わりました。それ自体はダイナミックでチャレンジングでもあり、非常に楽しい仕事でやりがいもありましたが、次第にM&Aのトランザクションでの関わりだけでは物足りなさを感じてくるようになりました。もちろんM&Aは企業にとっては社運を賭けるような大きな意思決定なので絶対に失敗はできず、きっちりやり遂げなくてはなりません。ただ、そのスペシャリストでいるよりも、一連の計画立案から取引完了後の組織マネジメントまで一気通貫でサポートしたい。本当に事業の価値を創造するためには、クライアントに寄り添うような関わり方が必要だと思ったんです。その点、IGPIはトランザクションだけではなく、その前後のフェーズにも関われる。外部の立ち位置としてのアドバイザリーというよりも、あたかもその企業の一員としての立ち位置でアドバイザリーの仕事をするケースも多いです。最初から最後まで長い目線で見ていくというのがIGPIの業務の面白い部分であり、やりがいだと思います。


ベトナム経済における成長の基礎づくり。

ベトナムにおける国営企業の経営効率化の遅延と、それに絡む不良債権の深刻化を背景に、当時のグエン・タン・ズン首相から安倍首相に対して国営企業改革と銀行セクター改革に係る支援要請がなされたことを受け、2014年の春、JICAの技術協力プロジェクトが開始されました。IGPIはJICAの国際支援コンサルタントとして任用され、ベトナムの不良債権問題解決と国有企業改革の2つの支援をミッションとしたプロジェクトに携わっています。ベトナム国家銀行傘下である主に銀行の不良債権処理をする機関と、ベトナム財政省傘下である国営企業の再生をミッションとしている機関の2つの政府系機関を並行してコンサルティングしていました。具体的には戦略立案や機能強化策の策定コンサルティング、不良債権処理や事業再生に係るパイロットプロジェクトの実施です。2016年に一つのフェーズが終わり、5月からは対象をベトナム財政省傘下の機関に絞って、企業再生に係る支援を実施しています。


事業と財務を一体的に再生する日本的手法。

ベトナムにおける不良債権処理や企業再生は日本とは異なる面もありますが、本質的には資産や企業・事業の価値を見極めて再生、適切な処置を行うという意味では、日本で蓄えられた経験やノウハウは活用できると考えています。特に企業再生においては、財務の構造変革だけでは不十分で、事業と財務という両輪を一体的に再生しなければ企業の体力は回復しません。そのため日本的な企業再生の手法を用い、ベトナムに知識移転を試みています。ところがベトナムは社会主義国家で、日本とは法律の成り立ちや商慣習も違います。意思決定や経営管理の仕方も異なることから、想定外の問題が次々と現れ、プロジェクトが進まないことも数多くありました。そういった不確実性の高い中でのプロジェクトマネジメントや体制作りなどは逆に自分自身が成長できた部分だと思っています。ベトナム経済の更なる成長の基礎作りを支援することで、ベトナムの担当者からも「我々にとって、とても大きな学びだった」とコメントしてもらうこともあり、日越のより良い関係構築と日本企業の進出、投資環境を整える一助になっているなと考えています。


最後まで一緒に戦ってくれた、本当の味方。

IGPIへの入社初期に携わったプロジェクトは、メーカーの事業再生計画立案及び、その後ハンズオンでクライアントに常駐し、事業部門の再生をするというもの。フィナンシャル・アドバイザーとして事業売却やコスト効率を高めるための共同企業体構築なども含め、1年以上ほぼ常駐するという長いプロジェクトでした。相当数の事業の見直しや人員の最適化もしなければならず、ある事業部の部長からは「どれだけ容赦ないんだ」と言われたこともありました。しかし「その後、色々な投資家とやり取りをしてようやくわかった。結局、最後まで一緒に戦ってくれた、本当の味方はあなたとIGPIだった。すごく感謝しています」と言ってもらえたのはこの仕事の冥利につきますね。現在はベトナムのプロジェクトを担当していますが、将来的にはより広いフィールドでチャレンジし、日本企業が海外に出ていくための橋渡しやサポートを、スポットのスペシャリストではなく一連の流れで寄り添いながら提供していきたいと思います。まずはそれをベトナム市場で実現していきたいと考えています。

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