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IGPIシンガポールがシナルマスランド傘下 Living Lab Ventures(LLV)とインドネシア進出支援に関するMoUを締結

シンガポール/BSD City、2025年10月2日 –
株式会社経営共創基盤(代表取締役CEO:村岡隆史、以下「IGPI」)の東南アジア事業を統括する Industrial Growth Platform Pte, Ltd.(以下「IGPIシンガポール」)は、シナルマスランドのコーポレートベンチャーキャピタル部門であるLiving Lab Ventures(以下「LLV」)と、日・インドネシア間のクロスボーダー連携強化を目的とした覚書(MoU)を締結しました。本提携は、日本企業が東南アジアで最も成長の速い経済の一つであるインドネシアにおけるビジネス機会を探索・開拓することを支援するものです。

本MoUに基づき、IGPIシンガポールはインドネシア市場への参入を目指す日本企業に対し、経営コンサルティングおよび投資アドバイザリーサービスを提供します。一方LLVは、広範なインドネシア国内ネットワーク、深い業界知見、戦略的リソースへのアクセスを提供します。これには、約6,000ヘクタールの広大な敷地に約50万人が居住するBSD Cityが含まれ、同地はイノベーションの実証実験拠点(リビングラボ)として機能しています。多様な都市インフラを活用した詳細な市場調査、PoC(概念実証)試験、戦略的パートナーシップ構築が可能です。

IGPIのアジア全域にわたるクロスボーダーコンサルティングの実績と、インドネシアでの強固なプレゼンスと統合型エコシステムを持つシナルマスランドの強みを組み合わせ、日本企業がインドネシア市場へ迅速かつ低リスクで進出・成長するためのプラットフォームを提供します。経営・投資支援と実環境での実証の場を一体化することで、日本企業に「ソフトランディング」を実現します。

このMoUを通じて、LLVはIGPIおよびそのクライアントに対し、市場調査・分析、PoC実施、潜在的パートナーとのビジネスマッチング、BSD Cityおよびインドネシア全土の関連ステークホルダーとの接点を創出するビジネスツアーの企画を支援します。これにより、日本企業に戦略的な参入機会を提供するだけでなく、海外直接投資、雇用創出、知識移転を通じてインドネシア経済の発展にも寄与します。

Living Lab Ventures(LLV)パートナー、バユ・セト氏は次のように述べています。
「本提携は、インドネシアのエコシステムを世界の機会とつなぐというLLVの使命を体現しています。BSD Cityを日本企業の実証・成長拠点として開放することで、新たな投資、技術移転、持続的成長の道を開き、インドネシアと日本双方に利益をもたらします。」

IGPI シンガポールCEO 坂田幸樹は次のように述べています。
「インドネシアは若い人口構成、拡大する中間層、急速なデジタル化を背景に、日本企業にとって非常に大きな可能性を秘めた市場です。Living Lab Venturesおよびシナルマスランドとの提携により、単なるコンサルティングにとどまらず、実際に試し、適応させ、成長させるためのエコシステムを提供できます。」

この提携は、BSD Cityが国際的なイノベーションおよびビジネス拡大の拠点としての役割を一層強化するとともに、インドネシアが日本企業にとって戦略的な進出先であることを改めて示すものです。インドネシアにとっては、外国直接投資や技術協力、新たな雇用創出が期待され、日本にとっては、ダイナミックな経済への即時アクセスと信頼できるパートナーを得ることになります。

【Living Lab Ventures(LLV)について】
Living Lab Ventures(LLV)は、東南アジアを対象とするシナルマスランドのコーポレートベンチャーキャピタル部門です。起業家がグローバルに活躍するために、資金提供、専門知識、サービス、サポート、そして独自のエコシステムを提供します。LLVは「投資」と「グローバルパートナーシップ」という2つの柱を通じてスタートアップを継続的に支援しています。

インドネシアの都市変革を推進する触媒として、経済成長の促進、デジタル変革の加速、グローバル展開の拡大を使命としています。BSD Cityに拠点を置き、世界の企業がインドネシアに進出するためのゲートウェイとして位置付けられています。戦略的資産と広範なネットワークを活用することで、BSD Cityを国際的なビジネスの目的地へと進化させています。

LLVは単なる投資会社ではなく、グローバル志向の起業家に投資し、技術、ヘルスケア、再生可能エネルギーなど多様な分野で高い社会的インパクトを持つ企業を育成しています。詳細は http://livinglab.ventures/ をご覧ください。

【経営共創基盤(IGPI)について】
経営共創基盤(IGPI)は、経営に関わる豊富な経験やネットワークを持つプロフェッショナル人材を多数有し、日本・アジア・オーストラリアで長期的・持続的な企業価値向上を目的としたコンサルティング事業やマイノリティ投資を行っています。

会社名 株式会社経営共創基
Industrial Growth Platform, Inc.(IGPI)
本社所在地 東京都千代田区丸の内一丁目9番2号
グラントウキョウサウスタワー8階
代表者 代表取締役CEO 村岡隆史
設立 2024年4月
*2024年10月の持株会社体制移行に伴い、会社分割によりコンサルティング・マイノリティ投資事業(2007年開始)を承継。
事業内容 長期的・持続的な企業価値向上を目的とした経営支援を実施

 

(本件に関するお問い合わせ先)
Industrial Growth Platform Pte, Ltd.
坂田/埜口
Tel: +65-6226-1524
Email: info_singapore@igpi.co.jp

(LLVに関するお問い合わせ先)
Quinta Binar Resista
Head of Public Relations, Living Lab Ventures
Tel: 021-50 368 368
Email: quinta@livinglab.ventures

Sirly W. Nasir
Founder and CEO, SWN PR & Advisory
HP: +62 815 1606 021
Email: sirly.nasir@swnpr.com

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