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IGPI 座談会

IGPIに新卒で入社した若手メンバーに集まってもらい、それぞれどんな思いで入社し、1~3年目にどのような経験を積んできたかをざっくばらんに語ってもらいました。座談会には田中CHRO(最高人事管理責任者)にも加わってもらい、採用や人材育成に対する会社側の考え方についても聞きました。

田中 加陽子
Kayoko Tanaka
共同経営者(パートナー)、マネージングディレクター、CHRO
藤谷 哲至
Satoshi Fujitani
2017年入社
アソシエイトマネジャー
慶應大学経済学部卒
的場 大楽
Taira Matoba
2018年入社
シニアアソシエイト
東京大学農学部卒
高橋 龍一
Ryuichi Takahashi
2018年入社
シニアアソシエイト
早稲田大学政治経済学部卒
伊村 芳野
Yoshino Imura
2019年入社
アソシエイト
名古屋大学大学院理学研究科卒
土田 泰
Yasushi Tsuchida
2019年新卒入社
アソシエイト
東北大学医学部卒

なぜIGPIを就職先に選んだのか?

伊村

私は大学では理学部で基礎研究をしていて、就職活動を開始した当初は、研究内容と関連性が高いメーカーを受けていました。ただ就職活動をする中で、研究職と自分のしたいことが本当に合っているのかという疑問がでてきたので、コンサルティング業界に興味を持ち始めたんです。高い視座で会社を動かす仕事がしたい、一方で、第三者ではなく実行まで視野に入れた動かし方や考え方ができる人材になりたい。そう思ったので、今IGPIにいます。

的場

僕が就職先にIGPIを選んだ原体験は2つあります。大学生のときに飲食店でバイトをしていたのですが、飲食店の経営が非常に苦しく、そのストレスからオーナーが亡くなってしまったんです。僕はバイトの身で何もできなかった。けれど、将来的にそこを何とかする方向性で絡めていけたらと思いました。
 もう1つは、僕は農学部出身だったので地方に行く機会が多くて。都市⇔地方の格差が開いていく中で、このままでは地方がどんどん沈みそうだという課題感を持っていました。僕はもともと冨山さんの言説が好きで、特にローカル再生をやってみたかった。IGPIはグローバルのトップを目指す企業だけでなく、ローカルの企業や中小企業にもハンズオンで深く関われそうなところに魅力を感じました。

藤谷

僕はもともと実家が自営業で、会社経営で父が苦労する姿を見てきたので、子どもの頃から、所謂「経営」に関心がありました。自然と就職活動ではコンサルティング業界を受けたのですが、カッコいいプレゼンとかされても、僕にはあまり響かなかった。経営って、もっと泥臭いものだという認知があったからです。IGPIの人たちは僕の知っている手触り感のある経営支援をやっているなと感じたことが入社につながりました。

土田

僕は東北での学生時代、自分自身で小さなビジネスをしていました。ただ、みんなGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)などグローバルIT大手に注目したけれども、そこには興味を惹かれなくて。そんなときに読んだ冨山さんの書籍『なぜローカル経済から日本は甦るのか』に「GとLの世界」の話があって、GDP(国内総生産)比の約7割は超ローカルな事業だと書かれていました。それで興味を惹かれIGPIについて調べてみると、自分でバス会社を持って経営したり、投資をしたり、大企業の戦略案件もやったりと。そこが他のファームと一番大きな違いだと思いました。
 他方、大学は医学部でしたが、医療の世界を見ると、医療やヘルスケアの営利企業は何千億円、何兆円という市場で活動しているのに、現場で最終意思決定をしている医師は、営利企業に対する経済性の観点が少ないことに、すごく違和感がありました。ビジネスと非営利の世界をつなぐために、どちらも理解できる橋渡し役になれたらいい。特にIGPIの出自は産業再生機構で、行政との距離が近そうで、公の側面を持つ医療分野を結び付ける糸口が見つかるのではないかとも思ったのです。

高橋

僕は皆さんとちょっと違う気がしています。就活を始めた時に、特にやりたいことがなかったし、こうなりたいという姿もなかった。大学では金融を専攻していたので、投資銀行や資産運用会社などを受けて、その流れでコンサルティングファームも、という周囲につられたミーハーな就活をしていました。各業界で何社か内定もいただいたのですが、その会社で何年か仕事をして興味が持続するとは思えなかった。いろいろなことができそうなところは、ダントツでIGPIでした。
 ただ、最後まで迷ったのが、投資銀行で圧倒的に良い給料を得るか、IGPIで自分の興味を満たすのか。それを考えていたときに、たまたまTHE BLUE HEARTSを聴いていたんです。その時、甲本ヒロトさんの「幸せを手に入れるんじゃない。幸せを感じることのできる心を手に入れるんじゃ」という言葉を思い出し、「イエス」だと思った。生活水準を上げ過ぎても幸せには直結しない気がして。それなら、最初は自分の興味の赴くままにやってみようかなと。(笑)


学生のどんなところを見ているか?

田中

コンサルティングファームなので、一定の能力や地頭は求められます。それがあった上での話ですが、それぞれが持っている能力をどれだけ活かしきれるのかは、その人の人間性や意志にかかっていると思っています。世の中に対する課題意識、何かを実現したいという欲、粘り強くやりぬく意志、人に影響を与えたいと思う志などがあるなら、各自が持っている力にレバレッジをかけて大成できるのではないかと考えていて、最終面接ではそういう側面を見るようにしています。もちろん、レバレッジのかけ方は人によって違うので、そこは多様性があっていいと思っています。


成長するための環境として、IGPIについてどう思うか?

土田

入社してまだ9カ月ですが、案件の広さ、業務内容の広さをすごく実感しています。入社して最初の3カ月は売上2兆円規模の会社の戦略策定を支援し、それが終わった次の週から、売上2億円のベンチャーのデューデリジェンスというように、全然違う世界観や業務を経験しました。その後もいろいろな規模の案件に携われていますし、周囲にいる事業会社の経験者から様々な学びがあるのもメリットです。たとえば、商社出身の先輩は東南アジアを飛び回ってきた経験があるから、顧客企業の現地駐在者とも対等に話ができていて、なるほどと思う。みんなバックグラウンドが多様で、社内の内側の幅の広さも感じています。

伊村

私は最初に大手商社に向けた新規事業の立案、その後、ローカルの小さなスーパーの事業再生プランの検討をしていました。企業の規模だけでなく、企業ライフサイクルの異なるステージの仕事ができるのは、すごく面白いなと思っています。事業会社に入って同じことをずっとやるよりは、いろいろなプロジェクトに関わることで視点を変えながら仕事ができて、そこが成長につながると思っています。

藤谷

IGPIは案件の幅が広く、戦略案件から現場に入り込んだ実行支援まで幅広く経験できます。そのことによって、現場に入り込んだ経験があるからこそできる、実際に人を動かす戦略立案ができるようになったなと思います。僕はこれまでローカル企業のM&A・ハンズオンで現場に入り込んだ経営改革支援を経験してきましたが、その経験が今やっている超大企業向けの戦略策定をすごくシャープにしている認識があります。

高橋

僕の場合は、1年目に半年間、岩手のバス会社に1人で行きました。現場の方の横に席をいただいて、朝から晩まで働いていました。その後で日系企業をクライアントにした戦略案件にアサインされましたが、最初に現場を知ってから、高い視座が必要な案件に入ったので、今から考えると、それが役に立っている面が結構あります。業界は違っても、現場の方たちの考え方には共通項は結構あるのかなと思います。また、スキル面でいうと、岩手でワークしていた時は、エクセルを四六時中触っていたので、最終的には夢にエクセルが出てきたり。(笑)ただ、そこで培ったスキルは戦略案件に携わったときにも活きたと考えてています。

藤谷

普通であれば、事業会社を経験した後にコンサルティングファームに入ってというやり方でないと身につかない視座が、1社で全部体験できるのは、純粋にすごいなと思います。

高橋

他のコンサルティングファームに行った人の話を聞くと、次はこの案件、次はこの案件と機械的にこなしていて。もちろんソリューションは全部違っていて、熟練度は上がるかもしれないけれど、コンサル専業になっている。それに対して、僕の仕事内容は多岐にわたっていて、自分の興味の充足という意味ではIGPIを選んでよかったなと思います。

的場

僕自身がこの会社に入って一番変わったのは、答えのない中でどうバリューを出すか、成果にコミットするかという、プロフェッショナリズムの考え方です。たとえば、直近の案件で、上司から「的場さんの役割は売上を上げることであって、きれいなアウトプットを出すことではない」「的場さんの考えは視座が低い」と言われ続け、できない自分がもどかしくて、つらくて仕方なかった。そういう経験があって、自分の考えが変わったし、成長につながっていると思います。その時点では上司の求めるバリューは出せなかったけれども、次につながる。次はできるんじゃないかと思うんです。

高橋

いい話だ!(笑)


どのようにアサインメントを決めているのか?

田中

IGPIでは、ちょっと経営っぽいことができる人ではなく、世の中に新しいイノベーションを起こしたり、経営のレベルで重要な事業の意思決定に貢献できるような、本当の意味での“経営人材”になってほしいと考えています。だからこそとても欲張りで、ハードスキルも、現場でのコミュニケーション力も、人間性も含めて、とても多くのものを求めています。アサインメントの仕方は、比較的若いうちは苦手科目の克服も含めて特にハードスキル面での強化、中堅以降は得意科目でさらにエッジを効かせていくためのアサインメントを意識しています。一人前になるまでのトレーニー期間については、一律にやっているわけではなく、個人個人の課題を理解しながら、各ローテーションでその人のミッシングパーツを埋めるアサイメントを考えます。中堅以降になって得意科目で活躍しようというときに、苦手科目が足を引っ張らない程度に訓練されていれば、より得意科目が活きてくるはず。可能性も無限大ですし。だから、若いうちはある程度、苦手科目も含めて多くを経験・習得してほしいと考えています。

土田

トレーニー期間は、予想以上に自分のスキルセットが丸裸にされてしまう。(笑)教育担当の人たちの間でちゃんと共有されて、プロジェクト内で与えられるタスクもそれを踏まえているという意図をビシビシ感じます。しかも短期的に相対感や基準値で切るのではなく、中長期でのキャリア形成を考えて、今はこれが重要だよねと考えてもらっている実感があります。

高橋

アサインメントは、ファームから見て「これをやったほうがいいよねと」いう視点がある一方で、若手が「こういうのをやりたい」と言ったことを最大限、汲み取っていただいている印象が強くあります。

藤谷

キャリアは自分で開発していくものだけど、それをバックアップしてくれる環境が豊富だと僕は認識しています。アサインもこちらの意図を汲んでくれるだけではなく、パートナークラスにもキャリア設計の相談がしやすい環境にあると思います。


今後やってみたいこと、中長期的に経験したいことは何か?

伊村

私は、最後は事業会社に入って中から会社を動かしたいと思っています。そのために、地方出身ということもあるのですが、IGPIでは地方での再生案件等を中心に経験をして、会社を中から良くしていける人材になりたいですね。

的場

うちのいいところは、新卒2年目、3年目でも、プロジェクトをかなりガッツリ任せてもらえること。とはいえ、今はまだ部分的だったりはするので、プロジェクトの全体設計にもコミットして、ゆくゆくはプロマネの立場になるのが、直近でやりたいことです。僕は自分でどんどん引っ張るタイプよりも、ビジョンを持っている人の考えを具体化するほうが向いているので、将来的には、COO(最高執行責任者)的な方面で頑張れないかなと思っています。

土田

僕は現状の満足度がすごく高いし、入社前の期待とのギャップもないので、このままIGPIで頑張ってみたいと思っています。5年、10年経ったときに自分が何に興味を持って、どういうことがやりたいかが明確になったときに、この会社がそれをできる土台、プラットフォームになると思っています。卒業した方も含めて、この会社のリソースを考えると、コンサルティングの枠を超えてやりたいことが、時短で一気にインパクトを出しながらできそうだと。

田中

それはIGPIの正しい使い方だと思う。IGPIに貢献はするけれど、同時に自分のためにIGPIのプラットフォームを使い倒す。健全な距離感を持ったほうが、このプラットフォームの価値がよくわかると思います。

高橋

僕は短期的には、もっとうまくコンサルティングができるようになりたいと思っています。それから、事業というものをもっと深く知りたい。これはなぜ儲かるのか、どうすれば儲かるのか。勝ちパターンがいろいろある中で、何がミッシングパーツかを見抜けるようになりたいというのが中長期の目標です。

藤谷

今は自分で事業を回したいと思っています。それもピカピカのベンチャーよりも、昔からある産業に最先端の産業のやり方を導入して、その事業を少しずつ良くするというポジションで。一般的なコンサルティングファームに入ると、その後の選択肢は外資系メーカーか、ファンドか、スタートアップに絞られてしまうけれど、IGPIは案件の幅がすごく広いから、もっといろいろな世界があって、自分が活躍できるポジションがまだまだあることを発見できました。

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