IGPIプロフェッショナル紹介

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沼田 俊介

パートナー マネージングディレクター ものづくり戦略カンパニー長 2013年7月入社

ものづくりを強化して支える
唯一無二の支援スタイル

名は体を表す!

 ITエンジニアからコンサルタントに転身し、いくつかのファームを経験して、製造業へのコンサルティング経験があることから、IGPIに声を掛けてもらったのが2013年のこと。
 入社してしばらくすると私がマネージングディレクターに任命され、当時既に存在した製造業向けのコンサルティングチームを統括することに。年齢やキャリアはともかく、新人である私が、組織を統括していく立場になるとは! 戸惑いはありましたが、好きなようにやらせてくれるIGPIの組織としての器の大きさも感じ、思い切ってチャレンジしました。
 まずは、どのように人を採用して人材育成し、一企業として拡大路線にもっていくか? その道筋をつくることがミッション。その時は10名余りのメンバーしかおらず、それではビジネスが成り立ちません。人を採用しようと思ってもなかなか思うようにいかない。肝心の営業も然り。試行錯誤の末、辿り着いたのはカンパニー名を変更することでした。以前はこのチーム、ネクステックという独立した会社でしたが、IGPIと一緒になり、ネクステックカンパニーと呼ばれていました。しかし、IGPIというブランドのもと、「名は体を表す」という言葉どおり、自らがやっていることをそのまま名前にしたのです。「ものづくり」の「戦略」の専門家である機能特化型組織「ものづくり戦略カンパニー」。こうして15年10月、新たなスタートを切りました。

経営と現場を繋げ、
企業活動を横断したサービスを

 ものづくり戦略カンパニーの大きな特長は、製造業の経営と現場を繋ぐ(縦の繋ぎ)とともに、エンジニアリングチェーンとサプライチェーンを有機的に連携させる(横の繋ぎ)ことです。この企業活動における縦横を繋ぐことで、ものづくりという組織能力を強化し、それによって事業競争力を向上させるのです。
 私が入社した当時は、研究開発や設計、生産といった企業活動の現場における課題をそれぞれ個別に解決することに長けていました。しかし、仕事をしていくなかで、それでは効果が限定されてしまうことに気づきました。メンバーの過去からの経験で培った素晴らしいものづくりの知見、これを開発や生産などのバリューチェーンを横断して繋げれば、さらに強いものになるのではないか? 結果として、本質的な企業競争力の底上げに貢献するはず。そう考えて、事業・財務・ものづくりのバリューチェーンを横断したサービス体制を整え、戦略課題から現場まで一気通貫に対応するファームへと変革しました。
 ですから、例えば戦略を考えている者がストップウォッチを片手にものづくりの現場に赴き、データを収集することもたびたび。生産担当なら生産だけ、数字担当なら財務数値だけといった役割分担はしていないので、一見、非効率な作業かもしれませんが、こうすることで思考の繋がりが生まれ、積み重ねるほどに知見が組織として蓄えられていきます。
 そしてまさにこれこそが、日本の製造業が求めていたものでした。組織が拡大し、分業化されて高度に専門化されたために、経営とものづくりの現場、あるいは開発・生産と言った機能間には残念ながら断絶があります。それゆえ、現場を知らずに経営の舵取りをしてしまうことも少なくない。だからこそ、専門性を維持しつつも、組織として繋げていくことが大事であり、それを可能にする私たちが必要とされているのです。

ものづくりマネジメント人財を量産したい

 メンバーも増え、扱う案件数も右肩上がりで伸びています。これからも独自のバリューを発揮していくために、新たにチャレンジしたいこともあります。
 それは、ものづくり戦略カンパニー自らが製造業になること。自らも事業者となって経験することで、より深く実践的なソリューションが提供できると思います。テクノロジーの進化やグローバル化によって変化するビジネスモデルに対し、ものづくり×ファイナンス×インダストリーといった組み合わせの、唯一無二の改革処方箋を創りたい。そして、社会全体の利益を目的として、中長期的な視点で産業界をリードする役割を担っていきたいと考えています。
 こうしたチャレンジの先にあるのは、ものづくりマネジメントのスペシャリストを量産すること。経営も事業も現場もわかるものづくりマネジメント人財が増えれば、日本のものづくりを根本から支えてくれるはず。道は遠いですが、挑戦し甲斐がありますね。